Trend pick up vol.3

〈 木目調タイルの潮流 〉

オルガニカ・ナチュラレッツァ・フレンチオーク

 
10年前は珍しかった木目調タイルも、最近では住宅から公共施設まで様々な建物に使われており、すっかり風景になじむ素材になりました。 2020年3月にオープンした高輪ゲートウェイ駅(高さ約30m、3階建ての駅舎)は、エントランス階段から改札、ホーム床まですべてに20mm厚の木目調タイルが採用され、開放的で広々とした駅空間に、統一された「和」の景観を創りだしています。

JR山手線と京浜東北線の新駅「高輪ゲートウェイ」(東京都港区)。山手線の新駅は1971年の西日暮里(にしにっぽり)以来で、カタカナの単語が入った駅名は都内のJR駅では初めて。新駅は田町と品川の間に位置する。
設計:東日本旅客鉄道 JR東日本建築設計 隈健吾(隈研吾建築都市設計事務所)(デザインアーキテクト)
 
 
Organica
オルガニカ
1200×600角・1200×300角・1200×200角|20mm厚|Made in China

ここで選ばれたタイルは、当社の「オルガニカ」。高輪ゲートウェイ駅向けに開発したオリジナル品で、1200×600角、1200×300角、600×300角(カット品)のいずれも20mm厚が採用されました。
 

カラー8020
 
設計関係者が一番気にしたのは、タイルが滑り難く汚れに強い面状であることと、開放的な空間づくりのためになるべく明るい色合いであることでした。「オルガニカ」は、滑り抵抗値の調整と色合わせを慎重に行い諸条件をクリアしています。
高輪ゲートウェイ駅は、メンテナンス車両や、乗降者数の多さによるハードな使用にも耐えうるようにタイルの厚さを 20mmとしました。(通常は10mm厚前後で充分な強度があります。)
天然木のように見せるという意味では細長いタイプは使いやすく、現在は1200×200mmがスタンダードなサイズとして種類が増えてきています。5~10年前までは、600mm、800mmといった長さが主流でしたが、プレスの進化によって1200mmの長さがメインサイズとなり、それ以上の1500mm、1700mm、1800mmといった、より長いサイズも出始めています。

Naturalezza
ナチュラレッツァ
1195×197角|10mm厚|Made in Italy

木の持つ暖かみと柔らかな美しさを、ナチュラルに表現しました。 細かく織り込まれた木目模様をベースに、鮮やかで活気のある 5 色のラインナップです。 寄木調のモザイクも個性的な壁・床面が構成できます。

リビングをタイル張りにして、バルコニーまで張り伸ばした例です。屋内外の全体にタイルを使うのも良いですが、室内は天然木材のフローリングを使用して、室外のバルコニー部分のみ色味の近いタイルを組み合わせる使い方もあります。統一した色調で視線が広がり、伸び伸びとした印象になります。ボタニカルグリーンにもよく映えますので、美しい癒しのガーデンにもなるでしょう。さらに、ウッドデッキのように数年に一度塗料を塗り直す必要はなく、水洗い等の簡単なメンテナンスで美しさを保つことができます。

寄木調のモザイクは飽きのこないデザインで、天然木が使いにくい、キッチンやトイレ、浴室・洗面などのニッチにも使っても楽しく、インテリアになじみやすいパターンです。
 

 
 
French oak
フレンチオーク
1200×200角|20mm厚|Made in Italy

家具や高級ワインの樽にも使われるフレンチオークの、その繊細で柔らかい風合いをデザインしています。機能的にも内床・外床が揃い、統一感のある使い方が可能です。 色幅の大きい自然な色調で、クリーム、ブラウン、グレーの 3 色をご用意しています。 価格は 8,800円/m2で、1200×200角のサイズとしてはリーズナブルな価格設定です。

CTC-O1010

クリーム
CTC-O1010(平)
CTC-O1110G(粗目)
CTC-O1020

ブラウン
CTC-O1020(平)
CTC-O1120G(粗目)

グレー
CTC-O1030(平)
CTC-O1130G(粗目)

「フレンチオーク」は、6月発行のカタログ「NEW STANDARD」に掲載しております。 コストパフォーマンスに優れた15のアイテムをピックアップしています。 是非、ご覧ください。