DA2021住宅部門|リノベーション賞

山城の家

設計・デザイン:福澤アンナ


縁側を楽しむ家

施主のおじい様が建てた築80年の民家をリノベーションした計画です。ダイニングキッチンと和室3部屋を大きなワンルームにして、縁側も部屋の一部として楽しめる様にしました。その南側の縁側スペースに印象的な青いタイルを敷き詰め、ひと続きの空間でありながらも時間の流れが違う様な特別空間に。読書をしたり、朝ごはんを食べたり、窓を開いてバーベキュー空間になったりと家族が集まる空間ができました。冬には太陽の光によってタイルが蓄熱し、暖かくなり、夏には庇によって太陽光が届かない様にしたので、ヒンヤリ涼しい気持ちの良い場所です。昔ながらのパッシブデザインをより積極的に機能する様にタイルを取り入れました。

使用品番


ペスカード PES-25