DA2022住宅部門|ファイナリスト

和色

モナトリエ株式会社


和やかな賑わい

京都市内の築20年になるマンションの1室。経年による設備の劣化とライフスタイルの変化を契機にスケルトンリノベーションを計画した。友人を招いてのホームパーティや趣味の洋裁を楽しむための居心地の良い空間を目指し、「和」を取り入れながらも既存家具が映える、モダンな雰囲気のデザインとしている。繊細な組子と調和するよう模様と色合いに特色のあるタイルを組み合わせ、畳や敷居との取り合いにも配慮した。木の有機的に表現される賑わいと、タイルやコンクリートによる無機的な静寂との相反性が、不思議とこの場に「和み」を与えている。

使用品番


チューニングストン RFN-X7080